Interview 人の思いを映像で伝える報道カメラマンの現場 

今の仕事について

報道カメラマンの仕事は、事故や事件、災害など、今おきている事を映像で世の中に伝えることです。ニュースの現場では、時には危険や緊迫した状況に立ち向かう必要があったり、長時間の取材や過酷な環境でも働ける体力も必要となります。そんな中で撮影し、OAにつなぐことができた時に達成感や、やりがいを感じられます。また、普段簡単に立ち入れない現場に足を運び、歴史的な一瞬や社会の裏側を自分が撮影した映像を通して多くの人につたえられることが、この仕事ならではの魅力だと思います。

仕事で一番うれしかったことは

初めて自分で企画し、取材・撮影したものがOAされた時が本当にうれしかったです。自然を相手にした撮影で、気候条件などが合わず、なかなかうまく撮影できない日々が続いたのですが、最後のチャンスの日にやっと条件が合い、なんとか撮影できました。先輩にも助けていただき、ドローン映像や、先輩が撮影する渾身のカットをつかわせてもらい、無事にOAすることができました。また、取材させていただいた方から感謝のお言葉をいただいた時に、「誰かのためになっている」と実感し、この仕事をやっていてよかったと心から思いました。

放送映画製作所の魅力とは

挑戦できる環境と、なにかあった時に相談しやすい環境であることです。報道カメラマンは男性が多い職場ですが、女性の先輩カメラマンがいたことで相談もしやすく、女性ならではの悩みを共有でき、精神的に支えられました。また、シビアな取材では、女性カメラマンを希望されることもあり、デリケートな場面で心を開いてもらいやすいこともあります。記者さんや、他社のカメラマン・助手さんとも関わることができ、切磋琢磨できる環境で働けて、毎日が楽しいです。

ある1日の
スケジュール
Schedule

  • 9:00

    出勤
    取材時間に合わせて出勤 機材のチェックや記者との打ち合わせ
  • 9:30

    取材
    取材に向けて出発 阪神優勝で尼崎商店街取材
  • 12:00

    伝送・移動
    取材を終え、撮影した素材を伝送しながら移動
  • 15:00

    打合せ
    後日だんじり祭りをYouTubeで配信するためのオンライン打合せ
  • 16:00

    出張準備
  • 17:00

    福島出張
    前乗りのため飛行機にて福島へ
  • 22:00

    ホテル到着