今の仕事について
字幕制作部では、聴覚に障がいがある方に向けて字幕の制作をしています。現在私は主にアニメ作品の字幕制作を担当しています。番組尺が1時間程度のバラエティー番組は、5~6名のチームで分担して作業を行っていますが、アニメ番組は30分枠であることが多いため、基本的には一人で全体を担当します。原作のあるアニメでは、作品の雰囲気を大切にしつつ、耳の不自由な方でも分かりやすい表現を心がけています。

印象に残ったエピソードは
字幕制作部は、収録番組だけでなく、生放送番組の字幕制作も行っています。特に、地震や台風などの自然災害に伴い特別番組が編成された際には、迅速かつ的確な対応が求められます。先日もカムチャツカ半島沖で地震が起きた際、日本に津波が到達するとして、特別番組が編成されました。通常業務に加え、緊急の特別番組の対応が重なることで業務が非常に立て込むこともありますが、字幕チームが一丸となってこの状況を乗り越えた時には、大きな達成感を得ることができました。
放送映画製作所の魅力とは
研修制度が整っていて、社会人としての基本から学べるところは心強いです。また、テレワーク制度があるのも嬉しいポイントです。通勤のストレスが減ることで精神的にも安定しますし、育児中の先輩が柔軟に働き方を切り替えて続けられているのを見て、この会社なら安心して働けると感じます。職場が梅田という立地も魅力の一つで、仕事帰りに駅周辺で買い物や気分転換を楽しめるのも働くうえでうれしいポイントです!

この仕事のやりがいについて
初めて担当した番組の放送で、自分の字幕が画面に流れたときは本当に感動しました。今でもSNSなどで視聴者の反応をチェックしながら、初心を忘れないようにしています。 実際に聴覚に障がいのある方から字幕について話を伺った際には、自分が特に気をつけていた表現や読みやすさへの配慮が伝わっていて、非常にうれしく思いました。
ある1日の
スケジュール
Schedule
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10:00
- 始業
- メールチェック
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10:15
- バラエティー番組を完パケデータへ差し替え
- 前素材からの音声の変更点や追加された音の確認
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10:45
- アニメPV
- ほかのスタッフが制作した字幕のチェック
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11:55
- 昼ニュース 生字幕
- 生字幕端末「もじぱ」を使用
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12:30
- 昼食
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15:00
- 「よんちゃんTV」 生放送の準備
- ニュース原稿やキューシートの手配をします
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15:40
- 「よんちゃんTV」スタート
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16:00
- 担当アニメの字幕制作
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18:15
- 「よんちゃんTV」第2部のチェック
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19:00
- 退社