今の仕事について
回線センターは、様々な場所と放送局の回線を正確かつ円滑につなぐ役割を担っています。具体的には、スポーツ中継やニュース素材などで、現場から送られてくる映像・音声信号を本社で受け、各放送局や視聴者へ届けるための管理と運用が主な業務です。また、いつでも安定した運用ができるように、伝送に必要な設備の保守作業も行います。自分が担当した中継が無事に放送されたときには、「縁の下の力持ち」として支えられたことに、この仕事ならではの意義とやりがいを感じます。

仕事で一番うれしかったことは
年次を重ねるにつれて中継の回線業務の主担当や、設備保守といった重要な仕事を任せていただける機会が増えたことです。緊張感は以前よりも増しますが、信頼されているという実感があり、とても嬉しく思います 。特に入社3年目の終わり頃、重要な中継設備であるヘリコプターの更新業務に携われたことが一番うれしかったです。 また、自分が回線担当をする番組に家族や友人が反応してくれた時、この仕事が身近な人達の日常にも関わっていることを実感できて、やっていてよかったと思いました。

放送映画製作所の魅力とは
映像や放送の知識がなくても、安心してスタートできる環境が整っているのが放送映画製作所の大きな魅力です。私自身、前職は全く異なる業界からの転職で、中途かつ未経験での入社でした。覚えることは想像以上にありましたが、先輩方が理解できるまで一から丁寧に教えてくださいました。また、普段は毎日放送や他社の方々とも一緒に働いていますが、会社の壁を感じることはなく、一つのチームとして業務に取り組んでいます。会社の垣根を越えて、周囲の方とコミュニケーションが取りやすい点も放送映画製作所の魅力です。
ある1日の
スケジュール
Schedule
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9:30
- 出社・引継ぎ
- 夜勤の方からの引継ぎを受けます
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10:00
- 予定確認
- 当日の取材予定や中継班の行き先を全員で共有します
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11:00
- ニュース素材伝送
- 昼ニュースに向けて、各地の支局や駐在との回線をつなぎます
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12:00
- 昼休憩
- MBSの食堂に行ったり、みんなでお弁当を注文します
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13:30
- 番組イベントの準備
- 週末のスポーツ中継に備えて、回線の準備をします
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14:30
- ヘリ・中継車の対応
- 事件や事故が発生した場合、ヘリや中継車からの伝送にも対応します
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16:00
- 資料作成
- 円滑な運用のために資料を作成します
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18:00
- 退社
- 夜勤の方への引継ぎをまとめ、退社します