Interview 多様な業務経験が音作りの世界を広げてくれた

今の仕事について

私は現在、生放送の情報番組やバラエティ番組の収録を行うスタジオ業務に、サッカー・ゴルフ・野球などのスポーツ中継でロケに行ったり、MAもしたりと幅広い業務を担当しています。音声の仕事は「視聴者に違和感を与えない音作りをすること」だと思っています。スタジオ業務では話している人の声、VTRや中継先の音など様々な音声をMIXしていくのですが、それらが聞こえやすくなるように心がけています。特に生放送は一発勝負なので緊張感はありますが、その分やりがいを感じます。最近では、音楽番組の収録や生放送(音楽の日・日本レコード大賞・OTOBUTAI・1万人の第九)、プロ野球中継のMIX業務、別府大分毎日マラソンのインカム業務、またMA業務など新しい分野の仕事を経験することができました。不安な部分も多かったのですが、周りの方のサポートもあり乗り越えることができ、貴重な経験を積むことができました。

仕事で一番うれしかったことは

番組のエンドロールで自分の名前を見た母親から連絡がきたときは、やっていて良かったなと思いました。家族や身近な人に自分の仕事を実感してもらえたことが、励みになっています。

放送映画製作所の魅力とは

技術は男社会なイメージもあるかもしれませんが、女性社員も徐々に増えてきています。体力はいりますが、無理なく働ける環境です。ON/OFFの切り替えがしっかりしているのでメリハリよく仕事できる点も良いところです。スタジオ業務は出演者へのマイク装着やスタジオで流す中継先の音量を調整するフロア業務の研修から始まります。回数と時間をかけて教えていくので急に一人で任される状況にはなりません。中継業務なども同様ではじめは研修で先輩が横について教えていくスタイルです。音声の仕事は幅広くはじめは覚えることが多いですが経験の有無は関係ない仕事だと思っています。

▼こんな番組を作ってます!

『痛快!明石家電視台』『スポーツ中継』

ある1日の
スケジュール
Schedule

  • 8:15

    集合・収録内容の説明
  • 8:20

    セッティング・チェック
  • 10:15

    打合せ
  • 11:00

    位置決め・リハーサル ×2本分
  • 13:30

    昼休憩
  • 14:30

    場当たりや各所収録前最終確認
  • 15:00

    1本目収録開始
  • 17:00

    2本目収録準備・最終確認
  • 18:00

    2本目収録開始
  • 20:00

    撤収
  • 21:00

    おつかれさまでした!